ココリセ|北九州のセラピー&カウンセリング

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新しい扉へ


先日、ぽっかり空いた時間ができて、
ずっと慌ただしい日々だったので、
まるでご褒美時間のように感じて、
庭から連れてきた金木犀と、
秋の香りのする紅茶を楽しみながら、
ぼ―――ッとしていると、

ふと、
空いている席に
8月に亡くなった父が座っている気がして、
突然涙が溢れました。

押し寄せてくる
深い悲しみと
恋しさ。

思考で他に何か考えることもなく

ただただ泣いて、

セルフセラピーの
時間となりました。

そして、
不思議と
満たされました。

父が4月頭に心筋梗塞で緊急入院して以来
父が頑張り抜いて
つくってくれた
4か月半の時間に、

たくさんのことを考え、
多くのことに気づくことができました。

cocoriseにリセットできたのは、
父のおかげです。

空気が緩み、
陽射しが柔らかで、
落ち着いた静けさがあり、

準備が整ってきたと感じたので、

時期が来たと思えたので、

新しい歩みを
スタートしてまいります。

cocoriseでの
ファミリーコンステレーション。

新しい扉を開いていけますように。

皆様のプロセスが進んでいきますように。

何卒よろしくお願い致します。


言葉の矢から、心を守る

心ない言葉は、突然放たれ、
ガードする間もないままに、
剥き出しの心に突き刺さります。

昔の私は、その矢をこの右手で握りしめ、
さらに自ら、自分の心に突き刺すことがありました。
繰り返し、繰り返し。

もしくは、お返しのように、
自分の新たな矢を、相手の心臓目がけて放ちます。
心に受けた矢は突き刺さったまま、
その痛みを攻撃のエネルギーに変えて。

もしくは、
矢が突き刺さっていることに
気づかぬふりをしました。
突き刺さった矢は、そのままで、
傷口は悪化しながらも手当てしないので、
いつしかその部分は、壊死してしまい、
機能不全になるわけです。

突き刺さった矢を握りしめながら、
苦しみ続けることもあるでしょう。

復讐を無意識に誓い、
矢と憎しみを握り続けることもあるかもしれません。

心にとっては、どれも
本当は健全ではありません。

でも、致し方なったのです。

他に術を知らなかったから。

つまりは、術を知ったらよかったのです。

父の闘病中に主治医から、
通夜のとき親戚から、

それぞれが、それぞれの正義のもとに、
私と母にとっては、
むごい矢が、突然飛んできました。

母もいたので、
この矢を受けるわけにはいかず、
必死でした。

悲しみのど真ん中にいる中で、
自分の中心に、力を宿しながら、

危うく突き刺さりそうになった矢を
すぐに引き抜き、
相手の目の前に差し出し、
返すことができました。

「私は違う見解です」

「私は、そうは思いません」

「こちらには、こういう事情や状況がありました」

相手の目をしっかりと見て、
そちらの立場の正義はわかるけれど
その矢は、受け取らない。

応戦するわけではない。

自分の矢も放たない。

ただ、あなたの矢を返すだけ。

心理セラピーは、
自分の心を守っていくスキルでもあります。

ちゃんとその場で返すことができたので、
その正義の名のもとの言葉に、
傷つくことも、
自分を責めることもありませんでしたし、
その相手を恨んでもいません。

多少の傷跡は残っていますし、
相手を好きになることもありませんが、
仲をこじらすこともなく、
普通に付き合ってもいけます。

時には、闘うことが必要な時もあるかもしれませんし、
ちゃんと受け止めることが必要なこともあるかもしれません。

言葉の変わりに、心の前に盾を置く方法もあります。


どうか、
不要な矢は、受け取らないでください。

我慢して飲み込み続けて、自分を失わないでください。

そして、できるならば握り締め続けないでください。
自分のために。

過去の矢が心の奥に残っているならば、
そのために、心理セラピーの場があります。

しっかり処置していきましょう。

そして、自分の心の前に、
勇者の盾を用意しておきましょう。

多くの人が怒っているこの今の社会から
自分の心を守っていくために。



セラピールームcocorise、スタートしました


2023年9月23日(土)㊗、
屋号を、セラピールームcocoupから、セラピールームcocoriseに
変更致しました。
そして、小倉駅徒歩4分ほどの場所に、
セラピールームをオープンしましたことをご報告致します。

当日は、お茶会をしました。





諸事情多々ありまして、
ご連絡ご案内が間に合わず、
最近お越し頂いているクライエント様と
原点であるココリセセラピー時代のメンバーと共に、
スタートさせて頂きました。

やっとセラピールームを持ちましたので、
これからもご縁のある皆様と
時々、お茶会は続けていきたいと思っております。




お花たちが、お部屋に居てくれた日々は、
その美しいエネルギーにとても満たされました。
今は、植物たちと共に、
すりガラス越しに真南の光を浴びて、過ごしています。

よろしければ、是非お越しくださいませ。


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