「あなたならできるわよ」
「あなたはいい子ね」
親にそう言ってもらいたい
そう言ってくれる親の存在への
幼い子どもの欲求があります。
そのために、いい子でいるし、期待に応えようと頑張るのです。
その欲求を大人になっても、
無自覚にずっと持ち続けてしまう。
親や、親のような存在の相手、
例えば先生、先輩、上司、
集団やグループのトップ、
パートナー…
の期待に応えるために、
愛されるために
自分の価値を見い出すために
頑張り続ける。
そうすると常に
親や、その人に注意が向けられ、
現実を見ていないことが起こります。
これはファミリーコンステレーションの創始者
バート・へリンガーが長年観察してきたことのひとつですが、
6月に開催したcocoriseでのコンステレーションのなかでも
Aさんの事例で、わかりやすく展開されました。
本当に多くの人に共通する側面を持つ内容なので
少しシェアさせて頂きます。
Aさんの主訴は
「仕事が忙しくなるとパニックになりかけて、逃げ出したくなる」
コンステレーションは代理人の動きから何が起きているか
見ていきます。
そこで見えてきたのは、
心臓が痛いほど苦しい、
心はすでに引きこもり状態のAさん(の代理人)。
※以下、代理人ですがAさんと記します
しかし、親は、そんなAさんの状態に対して
「どうやって頑張らせることができるだろう」
「頑張ってもらわないと困る」
と、心配するのではなく、悩んでいるのです。
さらに上の世代からは
「頑張らないと死んじゃうわよ」
というメッセージが送られてきます。
Aさんは、少し休んだら再び起き上がり、
「あなたならできるわよ」というささやきに、
目を輝かせ嬉々として、後について歩き続ける。
何人かが止めても、振り払ってついて行くのです。
その姿は、自分の意志で動くのではなく、
そのささやきを欲し、引き寄せられるように
動き続ける操り人形のよう。
代々から流れ来る強烈な支配に
盲目的に追従する様子が展開されました。
この家では、「頑張ること」が
本当に重要なことなのです。
Aさんは、
直接親に言われた記憶はないそうです。
しかし、言語化されていなくても、
この「家」に所属するために
親に愛されるために
なにがなされなければならないのか
子どもたちは知っているのです。
それらは、その家にとって
生きるために絶対的に必要だった時代があり
100%愛ゆえの
「あなたのため」を思ってのメッセージ。
だからこそ、必死に守るし、
その流れから抜け出すことが難しい。
それでも、盲目的な頑張りはいつしか限界がやってきます。
心や体が悲鳴を上げるのです。
Aさん場合、体に現れたのがパニック症状で、
それは違和感と限界の警報アラームだったのでしょう。
盲目的だとなす術が見つからないけれど、
このように無意識層で何が起きているかを見ることができ、
意識上にあがると、やっと変更可能になります。
「家」からの支配を踏み越え、
自分を生きるステージへシフトチェンジするチャンスが
やっと目の前に広がるのです。
この支配に気づかない人は、その世界観の中で一生生き続けるでしょう。
支配される人は、支配する側にまわることも多く、
今度は周り、もしくは次の世代を、無意識に思い通りに動かそうとします。
そうして、身近な人間関係がうまくいかなったり
この課題が次の世代、そのまた次の世代に持ち越されていくのです。
このように、
自分の内なる世界で何が起きているかを認知して、
生きづらさのもとになっている何かがあるのなら、
そこから抜け出すチャンスを掴み、
自分のエネルギーと意志で
新しいステージに歩み進めてもらえたらと願わずにはいられません。
思考レベルではなく
深層レベルでの変容を目指すのが
コンステレーションです。
10月には秋の
cocoriseコンステレーションを開催します。
内的な浄化のプロセスをたどってみませんか。
よろしければご参加ください。
【ご案内】
cocoriseファミリーコンステレーション
日程:10月10日(土)・11日(日)
時間:9時半~18時半
会場:北九州国際会議場31号室(2F)
小倉駅より徒歩5分
参加費:1DAY15000/2DAY22000
詳細はこちらもご覧ください
参加お申し込みはこちらからお願いします
