ココリセ|北九州のセラピー&カウンセリング

自分とつながる時間

ここ数か月駆け抜けた日々でした。

3月末に息子の大学院の卒業式があり
引っ越しがあり(ほぼ手伝っていませんが)
やっとひと段落です。

息子の卒業は
母の卒業でもあります。

その翌日に、今年は遅咲きのミモザを頂きました。


セラピールームでミモザを眺めながら
そして、心が浄化していくような対話の中で
やっと自分と繋がっていくのを体感しました。

忙しいと、
自分が「今、ここ」にいない状態になります。

そうは言っても、
やるべきことは山盛りにある。

こんな忙しい現代では、
自分を感じることも
相手の気持ちを見ることも
難しくなるのも致し方ないでしょう。

そんな今だからこそ、
1週間に1回、
1か月に1回でも、
積極的に自分を感じ、自分とつながり、自分を取り戻しておくことは
必要だと思うのです。

そうでないと、やるべきことも情報量も多すぎるなかで、
自分を簡単に見失います。

自分の意志と思っていることが
自分の判断と思っていることが
実は、そうではないかもしれない。

親の価値観や
身近な周りの社会の価値観が
「私」とすり替わっているとしたら…

自分がわからなくなることも
正解がわからなくないと感じることも
当たり前に起きていくでしょう。

どうか、自分とつながる時間をつくってください。

もちろんcocoriseでも、そのお手伝いができます。


ミモザの黄色い華やぎが
この「場」での、お越しくださった皆様との歩みを
祝福してくれているかのようで、
幸せな3月の締めくくりでした。

そして、4月が始まりましたね。

cocoriseは、皆様にとってのベストを目指し、
新しい展開もしていきます。




~ワークショップのご案内~

cocoriseファミリーコンステレーション
2025年6月21日(土)・22日(日)





成功の土台づくり

「人生の成功」と聞き、何を思い浮かべるでしょう。
「職業の成功」と聞き、何をイメージするでしょう。

それは、人それぞれ、100名いれば、100の答えがあるはずです。

ただ、その成功が阻まれるとき、うまくいかないとき、
つまづくとき、

鍵となるのは、「母親」との関係性のようです。


人は無自覚に

母親と同じように生きるよう
奥の奥で忠誠を誓っていたりします。

母親に背を向けているとしたら
自分自身に背を向けています。


2025年、cocorise定期心理勉強会では、
人生の成功のための土台づくりを
目指します。


母親と父親との関係性に
向き合い、

自分の求める成功へ
動き始めるように。

愛が流れるべき方向へ流れるように。



4月スタートです。
興味のある方はお越しください。

詳細はここちら



代理人の体験の醍醐味<コンステレーションのご報告>

2月22日、23日に、cocoriseコンステレーション勉強会を開催しました。

取り扱ったテーマは、
「子どもたちとの接し方」
「ハグできない」
「娘とうまくコミュニケーションがとれない」
「夫の実家の問題」
「幸せになってはいけない」
「父親との関係性」
「感情の蓋」
「現実から目をそらしてしまう」

2日間で8本のコンステレーションを行いました。

悩みや課題のその背景を
参加してくださった皆様で協力し合い
紐解いていきます。

本人や、その家族が
思いもよらない苦しみを抱えていること
想像を絶する力で生きぬいてこられたこと

そして、そこには隠された愛があること

表層ではわからない
深層にあるものを現象学的に見ていき
学び合います。

深い視点が持てるということは
財産だと思っています。

今回、
「代理人の醍醐味を知りました。
全ての代理人が私でした」

という、感想を頂きました。

テーマに沿って代理人の協力をお願いしますが、
それら全てが貴重な体験です。

他者の感情を体で感じることで
感情を学び、相手の気持ちに近づくことができますし、

共鳴する感情を感じきることで
自分の中が浄化されることもあるでしょう。

埋もれていた感情を取り戻していくこと、
排除・否定していた自分を再び迎い入れること、
つまり自己統合へ歩みを進めることもできるでしょう。

私の経験では、
苦しみや恐怖の代理体験も
その時の私には必要不可欠で
この上なくありがたいものでしたが、

受け取るものは、その人その人で、
それぞれの段階で、
違ってきます。

プロセスが必要な人も
時間が必要な人もいます。


コンステレーションの体験を、現れてきたものを、
解釈も批評もせず
ただそのまま
受け取って頂ければと思います。

参加してくださった皆様、
本当にありがとうございました。

次回は、6月頃の開催を予定しております。





バーンアウト/燃え尽き症候群

心が不調になるときのひとつに
「バーンアウトシンドローム」(燃え尽き症候群)があります。

理想と熱意をもって意欲的に取り組んできた人が、
燃え尽きたように意欲を失う状態です。
心のエネルギーが枯渇してしまうのです。

心身共に疲弊状態となり、
仕事や周りの人への関心が薄れ、無気力無感情になる、
他者への共感力がなくり、相手に対して冷淡・事務的になる、
仕事や人生における目標や意義を見失い、有能感達成感が減少する、
朝起きられない、体調不良、引きこもりなど
症状は人によって様々で、

最近では、「ひと相手」の職業に多いことが注目されています。

1983年にHochshildが「感情労働(Emotional Labor)」という概念を提唱しており、

医療関係者、教育者、福祉・介護職、心理カウンセラー・セラピスト、
などの対人援助職、
キャビンアテンダント、コールセンターのクレーム対応、
ホテルスタッフ、販売営業職…

これらの職種の人たちは、
仕事の場に適した感情を感じようとする努力によって
情緒的資源が消耗しやすくなるのです。

「ひと相手」で感情管理が必要というなら、
上記職業に留まらず、
社内・外での人間関係、
子育て、親・パートナーへの対応、
ママ友付き合い、近所付き合い等々
多くの人が当てはまるでしょう。

バーンアウトの回復のためには
環境要因、内的要因、両方へのアプローチが
必要とされています。

環境を変える、整えることは大事なセレクトです。

同時に、この機会を人生の切り換えポイントと捉え、
又、バーンアウト予防のためにも、

内的要因、つまりは、
仕事への取り組み方、他者への接し方、見ている方向、
意識無意識的におこなっている自分の在り様
心の葛藤等の背景も含め、複雑な個人内プロセスを
丁寧に紐解いていくことは
後々の人生への助けになるはずです。

個人のプロセスは、ご自身の心の状態に合わせて、
ご自身のペースで進められるのがよいかと考えます。

cocoriseでは、下記のようにセレクト頂けます。

●心の疲弊状態の時点では
◎傾聴カウンセリング

●心の整理の段階
自己認知や自己肯定、自分軸への取り組みは
認知療法や心理テスト、ゲシュタルト療法
◎個人セラピー、心理勉強会

●変容への段階
より深い次元での個人内葛藤の解除や
根底にある自己肯定、
そして大いなる調和へは
ファミリーコンステレーション
◎個人セラピー2セッション、コンステレーション勉強会


必要性を感じられたとき、ピンときたセレクトで
お越しくださいませ。
ご自身で判断が難しい方は遠慮なくご相談ください。

2月のご案内

◎心理勉強会
2025年2月15日(土)
テーマ:認知療法ABCD理論と各種バイヤス
※追加開催のため超少人数予定
詳細はこちら

◎ファミリーコンステレーション勉強会 cocoriseグループワーク
2025年2月22日(土)・23日(日)
10時~18時半
詳細はこちら


家族のフィールド

人は、自分の価値観や自分の意志によって、
人生を選択していると、疑いもなく信じていると思いますが、
そうではないのかもしれません。

家族のフィールドというものが、どれほど強力に個人に影響を与えているのか

生物学者でケンブリッジ大学生物学元教授であるルパート・シェルドレイク氏の、
生物に作用している形態形成場という概念についての動画を見ると、理解が進みます。

バート・へリンガー氏のファミリーコンステレーションが紹介されており、
コンステレーションの理解への一助にもなると思います。
  

ルパード・シェルドレイク氏による形態形成場という概念についての動画 
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