自分が見ている色と、他の人が見ている色は同じでしょうか。
実は、色の知覚は、主観的な心理量なので、人によって異なることがわかっています。
色の見え方は、物理的な量(スペクトル)や心理物理量(色度)とは、
1対1で対応しておらず、
色は脳の中でさまざまな情報を手掛かりに作られているのです。
色ですらそうなので、
目の前で起きている出来事や場に対して、
人によって見え方が違うのは、当たり前なのです。
先日も、振り返り勉強会で、
ひとつのコンステレーションの映像を数名で見たとき
Aさんは「怒りと苦しい感じが湧きあがってくる」と言い、
Bさんは「身体の奥が震えるほど、愛を感じた」と言いました。
又、ある1シーンについて、
Cさんは「悲しみと怒りを感じる」と言い、
実際、登場していた代理人のDさんは
「エネルギーが戻った瞬間だった」と、
「元気をもらったコンステレーションだった」と教えてくれました。
母と子の1シーンでも、
子どもとしてのEさんは、「抱き合うのではないほどよい距離感」に
注目していましたが、
母親の代理人のFさんは、
「愛が通い合って、満ちてくる感覚を味わった」そうです。
同じ空間にいても、各々見ている世界は確実に異なります。
投影や信念や思い込みなどにより、脳の中で、
それぞれの見え方が作られているのです。
誰しも、今、握りしめている信念体系が変わったとしたら、
新しい世界が見えてくるかもしれません。
~ご案内~
◇11月の心理学講座
「固定概念&ワーク」
平日クラス:11月19日(水)
休日クラスA:11月15日(土)
休日クラスB:11月29日(土)
時間:10時~15時半
参加費:10500円
◇コンステレーション振り返り勉強会
11月22日(土)
11月24日(月)
◇個人セラピー2セッションor3セッション
16日(日)or17日(月)or21日(金)
2セッションの場合:10時~14時半
3セッションの場合:10時~16時半
参加費:15000円
◇cocoriseコンステレーション
2026年2月21日(土)・22日(日)
